
1.みなさんWBSの作り方に悩む時ってありませんか?
みなさん、WBSってどうやって作っているでしょうか?
設計や、開発、テストのように定型的な工程とタスクが決まり切っていて機能ごと、プログラムごとにタスクを配置すればWBSができるような場合は問題ないと思うのですが、要件定義や課題解決など進め方から検討が必要でWBSにうまく落とし込みができない。。。
などという事が皆さんないでしょうか?
✅要件定義ってどんなタスクを置けばよいの?
✅課題解決のためのアクションプランがわからない
✅最終成果物はわかるんだけど、それを作るための道筋がわからないのでドラフト作成とかレビュとかざっくりしたWBSになってしまう
など、みなさんもあるあるーと思い当たる事があるのではないでしょうか?
2.WBS作りに悩んだ場合の3つのアクション
そのような時、私は以下のアクションを行ってWBSを作ります。
(1)ざっくりとしたカテゴリを考えてみる
最終成果物や課題の解決などのゴールを明確にして、それを達成するための活動としてどのようなカテゴリの作業が必要かをおおまかに考えてみます。
これをする事により、大きな漏れを防ぐWBSを作成する事ができます。
(2)必要そうなタスクを片っ端から思いつくものをあげてみる
次にゴールの達成に必要そうなタスクや活動を片っ端からあげて、エクセル等に書き出してみます。
洗い出したタスクは、(1)のどのカテゴリに入るかを分類し、あてはまるカテゴリがない場合は新たなカテゴリを作ります。
作ったカテゴリをキーワードにさらにタスクを片っ端から上げてみる事でさらに漏れの少ないWBSを作る事ができます。
(3)各タスクのINとOUTを明確にし、タスクに漏れがないか確認する
(1)と(2)でタスクを洗い出したら、
①まずタスクを順番に並べてみましょう。
②その後、各タスクのINとOUTを明確にしてみてください。
③次に②で決めたINとOUTで①のタスクを順番にこなしたらゴールにたどり着けるかを確認しましょう。
これでゴールにたどり着けない場合は、タスクが不足しているという事です。
溝を埋めるためのタスクを追加し、①~③を繰り返す事で、少なくとも机上ではゴールまで辿り着けるレベルのWBSを作りましょう。
3.WBSの質がプロジェクトの成功を決める
WBSはプロジェクト成功のためのキーだと私は思います。
WBSはどうやったら成功するかの作戦になっていないといけないし、その通りにやったらゴールにたどり着けるようになってないといけないです。
みなさんも明確な道筋がたってないWBSこそ、自分の頭で考えて、良いWBSを作れるようになりましょう!
今回はここまでとしたいと思います。
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