どこまで自分でやり、どこまで人に任せるか

1.人にどこまで任せるかって難しいですよね?
みなさん、どこまで自分でやって、どこまで人に任せるか悩む事ってないでしょうか?
私もPMになり立ての時もそうでしたし、今でもたまーにどこまで自分でやろうか悩む事は多々あります。
特にプレイヤーから管理職(PMも含みます)になると、人をアサインし、チームワークで仕事をこなしていかないといけませんので、そのギャップに悩む時があるかもしれません。
とはいえ、プロジェクトは下に抱える人数や規模にも依存しますが、全部自分がやってたら、時間を体もたらないですよね。
アサインしたメンバーに任せていく事が、プロジェクトでは必須となります。
2.任せる3つのルール
という事で、私や以下のルールで人に任せています。
(1)全部任せる
相手がどのぐらいの経験とスキルを持っているかにもよりますが、やれる素養があると思うのであれば、思い切って進め方から判断まで全て任せてみましょう。
ただし、完全な放置プレイはいけません。
報告や相談、レビュ等は適宜、行ってもらい、進んでいる方向や進捗、品質に問題がないかは確認しましょう。
(2)方針や全体のシナリオ、目次、概要のレベルのみ自分がやる
(1)が成り立たない場合、特に進め方や方針自体、自分の中にまだ答えを持っておらず、かつ、アサインしたメンバーにもそれをやるのは無理だと判断していている場合は、最初のとっかかりのみ、自分でざくっと描いて、それをアサインしたメンバーと共有し、その後のタスクを任せるようにしましょう。
自分でやるところは例えば、以下のような部分となります。
✅全体の方針を書き出す
✅進め方を自分で整理する。
✅目次とその中で何を語るのかを書き出す
✅必要となるタスクを書き出す
このような事を自分でやる事で、人にも指示しやすくなりますし、任せたメンバーの成果物のレビュをするにあたっても、何か違う気がするなどという曖昧なフィードバックをする事がなくなります。
なんせ、自分でも一度、考えているのですから。
(3)最後は自分で巻き取る覚悟を持つ
といっても、最後までやりきれないメンバーは時に出てきます。
その場合は、時に自分で結局、最後までやりきるしかない局面がある事を覚悟しておきましょう。
PMや管理者には、その責任感と覚悟が必要なのです。
今回はここまでとしたいと思います。
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